マンション管理応援歌No.70 廣田信子の紙上ブログ 監事のがんばり過ぎも問題?
住宅新報 2016年12月6日 号 6面
先日、監事の役割の重要性について紹介したところ、共感の声と共に監事があまりがんばり過ぎるのも問題だという意外な声も届きました。監事が細かいことを言い過ぎて、理事会が進まなくて困ったというのです。
理事長曰く…「まず、1回目の理事会から大変で、出張中の理事に代わって奥さんが出てきてくれたのに、監事が代理出席はダメだと言い出して。帰るという奥さんを引き留めて、聞くだけということで何とか収めたんだけど、私も気分が悪いし、奥さんにも申し訳なくて。もう雰囲気は最悪で、お通夜のような理事会になってしまったよ。理事会を監視するのが役割で、自分が監事になった以上、規約に反することは認められないとか、大げさに言うんだよね。企業会計と比べて、理事会で管理会社に細かい質問をするので、そのやり取りにみんなげんなりだし、大事な相談もできなくて。大会社の総務部長だったみたいで、監査のためにはこういう書類が必要だとか、もっと規定をつくらないと監査ができないとか、いろいろ注文が多くて、何だか監査のために理事会をやっているみたいで。後ろ向きの話が多すぎて、その期は結局何もできなかったのに、監査報告書には、何もしなかったみたいなコメントも書かれてもう最悪」とのこと。そして、「今回の改正標準管理規約のように、監事が理事会を監視するために毎回理事会に出席するなんて自分はどうかと思うね。監視する人の前で自由な議論なんてできないよ。普段は理事も監事も同じように理事会で和気あいあいとできないとうまくいかない。会計帳簿はしっかり見てもらわなくちゃいけないけど」…と。
確かに、監事の役割は重要だけど、理事会を監視するために毎回理事会に出席しているというのは、円滑な管理組合運営にとってはどうなんだろう~と思います。なんだか自由に話し合えなくてやりにくそうですよね。






















