マン活に励む管理組合 ガーデンハイツ入間 埼玉県入間市 下部組織だった自治会を完全分離(下) コミュニティ醸成組織として活動
住宅新報 2016年11月29日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
(前号からの続き)
同じ頃、マンション内の生活環境改善を目指して、「生活環境改善委員会」が発足。管理組合と自治会が合同で運営する組織で、双方から役員を出し、構内や駐車場の見回りなどを今でも協力して行っています。
また、昨年に行われた大幅な管理規約の改正では、「マンション標準管理規約」の改正を参考にしながら、「コミュニティ」に関する業務を管理組合と自治会の間で整理する意味で、管理規約中の「地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成」という文言を削除。ここで改めて管理組合と自治会との区別を明確化しました。今後自治会は、居住者同士のコミュニティ醸成のための組織としてさらに活動に力を入れていくとのことです。
自治会の活動の中でも大きなものは、毎年10月末に行われる「ガーデンハイツまつり」です。自治会が主催、管理組合が協賛し、その他有志の協力によって執り行われています。マンションの中央にあるテニスコートが会場となり、焼きそばなどの出店のほか、子供向けの駄菓子屋やフリーマーケットも出店します。
各戸に配られる案内状には、部屋番号ごとに抽選券がついていて、まつりの最後には抽選会が行われます。神戸牛や米など豪華景品が当たるほか、外れてもティッシュ5箱など空くじなしの抽選なので人気があり、まつり自体の参加率も高いそうです。大勢の人が参加するため、途中でAED(自動体外式除細動器)の講習を行うなど、工夫もしています。
そのほかには、地域で行われる「八津池夏祭り」が大きなイベントです。ガーデンハイツ入間自治会では、毎年フランクフルトの屋台を出店します。入間の八津池地区は、地域同士の横のつながりが深く、地域のまつりへの出店も、欠かせない自治会の役割のひとつです。また、地域で開催される体育祭や合同防災訓練、市民清掃などの各種イベントにも参加し、近隣住民との交流を深めているとのことです。
現在、自治会長を務める田中さん(仮名)は言います。「当初は若手中心だった自治会の担い手も、最近ではリタイア組が増えてきているんですが、できれば若い人にももっと参加してほしい。60歳過ぎから参加できる『シルバー会議』を年4回開いていますが、これも年齢を取っ払って月1回程度の茶話会にするなど、いろいろと計画しています」。
また、マンション内ではあまり盛んでないサークル活動なども、今後は盛り上げていきたい、と抱負を語ってくれました。
ガーデンハイツ入間のホームページはこちら(http://gh-iruma.cside.com/)
(取材年月16年8月)
【マンション概要】
建物名/ガーデンハイツ入間▽所在地/埼玉県入間市▽階数/11階建て▽総戸数/264戸▽竣工年/85年▽管理形態/委託管理▽管理会社/西新サービス(株)▽総会開催/3月(自治会)▽役員数/20名▽役員任期/1年(再任を妨げない)

























