マン活に励む管理組合 ガーデンハイツ入間 埼玉県入間市 広報誌やホームページを手作り(上) 10年以上継続して更新
住宅新報 2016年11月8日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
東京と埼玉に広がる加治丘陵。その豊かな自然に囲まれた丘の上に、総戸数264戸、築31年の「ガーデンハイツ入間」があります。11階建ての白い建物の前後に、緑いっぱいの公園とテニスコートをゆったりと配置したマンションです。
ガーデンハイツ入間では、当時の管理組合理事だった主婦5人が話し合い、公園に咲くはなみずきの花から「はなみずき」と名をつけた広報誌を発刊しました。今から16年前、管理組合に広報部が発足し、理事の仕事をみんなに知ってもらおう、との目的から始まったのです。
「はなみずき」第1号を見ると、5人の主婦が記事の文字も自分たちの手書き、題字は居住者のお友達に頼み、かわいらしいイラストなどを添えて、まさに手作り感覚の広報誌になっています。編集後記には「すったもんだ、夜遅くまで食事の支度もそこそこに未経験の主婦5人、こぎつけました第1号!」との言葉。当時の苦労がうかがえるとともに、どこか心温まる印象です。
内容は理事長の言葉や理事会のそれぞれのグループの活動状況、管理員さんの言葉と短歌、1年のニュースなど。広報誌が始まった当初は毎月のように発刊し、楽しみにしていた人も多かったそうです。
この広報誌は、現在も広報委員によって継続して刊行されていて、おおよそ年4回発行。理事会と自治会から2名ずつが広報委員となって作成し、最新号は第83号にもなります。製作をパソコンでするようになり、たくさんの写真が入ったりカラーになったりと、進化を遂げてきましたが、アットホームな雰囲気と「はなみずき」という名前は今もそのまま残っています。
また、ガーデンハイツ入間では、公式ホームページも運営されています。これも開始されたのは13年前と、広報誌発刊から大きく間を開けずに始まりました。当時理事長としてホームページ立ち上げから製作までかかわり、現在も再度理事長として活躍する島田さん(仮名)はいいます。「理事長になったばかりのころ、右も左も分からずによそのマンションはどうなっているんだろう、と色々な管理組合のホームページを探していたんです。それで、ホームページがあると、居住者にいろいろな情報を発信できて便利だなと思い、自分たちのマンションにもあるといいのでは、と思うようになりました」。
ただし、もともと島田さんにホームページづくりの知識があったわけではありませんでした。自分なりに勉強し、比較的簡単な作成ソフトを用いるなどして、役員の同意を得てからたった2カ月で公開に至ったという、驚くべき実行力です。
それだけでなく、島田さんはホームページを開設するにあたって2つのことを並行して進めました。1つは高速ブロードバンド回線の導入、2つ目はホームページの運用ガイドラインの策定です。(次号に続く 取材年月・16年7月)
【マンション概要】
建物名/ガーデンハイツ入間▽所在地/埼玉県入間市▽階数/11階建て▽総戸数/264戸▽竣工年/85年築▽管理形態/委託管理▽管理会社/西新サービス(株)▽総会開催/4月▽役員数/15名▽役員任期/2年

























