マンション管理応援歌No.64 廣田信子の紙上ブログ 建替え挫折から再生で資産価値アップ
住宅新報 2016年10月25日 号 6面
築50年、2回の建替え挫折を乗り越え、再生に舵を切り、窓サッシと玄関ドアの更新を成し遂げた稲毛三丁目団地の久保田理事長に、お話を伺いました。思い切った再生で見事に資産価値の向上と若返りに成功しています。
2回の建替え検討で、建替えコンサルに払ったお金は計8000万円、1度見た建替えの夢はなかなか消えず、建替えを検討していた12年の間、修繕工事は完全にストップしているのですから、やらなくてはいけない工事は山積しています。資金は不足している、まだ建替えをあきらめない人がたくさんいる…その中で、修繕積立金を2倍にし、更に6億円を借り入れる資金計画の合意形成をして、窓サッシ、玄関ドアの更新を成し遂げるというのはすごいことだと思います。最終的な臨時総会での反対はたったの2人でした。
理事長が組合員に約束したことは、17年以降の修繕は長期修繕計画に従う、年度末の修繕積立金残高は必ず1億円以上確保する、一時金徴収はしない、借入金完済まで修繕積立金の値上げはしないという4つでした。年金生活の高齢者が多いことを考慮した資金計画を示し、これ以上の資金負担を求めない確約なく、合意形成はスムーズに進まなかったでしょう。






















