米国事業の投資拡大 ファンド約10億ドルに 三菱地所
住宅新報 2016年10月25日 号 4面
三菱地所が米国TAリアルティ社を通じて組成したファンドの資産規模がこのほど、約10億ドル(約1050億円)に達した。セパレートアカウントと呼ばれる特定投資家専用の運用勘定で米国優良不動産への投資を行ってきた。
同アカウントへの投資は、三菱地所による投資に加え、第三者投資家の資金も積極的に導入。第三者投資家と共に投資を展開しながらポートフォリオを拡大する、こうした投資スキームを「ハイブリッド・モデル投資」と定義し、海外事業展開の戦略的な手法と位置付けている。将来的には、TA社で投資家がマーケット状況に応じて柔軟な出口戦略を取り得るオープンエンドファンドを組成し、取得した物件をその運用資産に組み込むことも検討している。
TA社は15年1月、米国子会社、ロックフェラーグループ・インターナショナル社を通じて買収。三菱地所グループの米国での投資マネジメント事業を担う。82年にボストンで設立。私募不動産ファンドの運用事業を展開し、これまでの不動産の投資運用実績は250億ドル以上という。





















