インスペクション 実施率は4割弱 FRK調査
住宅新報 2016年10月18日 号 7面
不動産流通経営協会(FRK、田中俊和理事長)はこのほど、16年度の消費者動向調査をまとめた。それによると、既存住宅の購入に当たって何らかのインスペクション(不動産会社などによる建物保証、既存住宅かし保険の利用に当たって実施された検査やそれ以外に行った民間の建物検査)を行った購入者は、既存住宅購入者の38.3%と約4割弱だったことが分かった。
また、既存住宅購入者における不動産会社などによる住宅保証の利用率は42.6%となっており、うち建物保証が32.4%、住宅設備保証のみ利用が10.2%だった。既存住宅売買かし保険の利用状況は、利用率8.0%だったが、利用者について、かし保険が住宅購入に与えた影響度を見ると多少なりとも影響したとの回答は78.6%と8割弱を占めた。
FRKでは、インスペクション、かし保険についても、一般の認知度は高くないため、こうした結果となったが、宅建業法の改正などにより認知度の向上が見込まれるため、今後、この数字は上昇するとみている。
今回の調査は、首都圏1都3県で、15年4月1日から16年3月31日の間に購入した住宅の引き渡しを受けた世帯が対象。回答数は1097。























