マン活に励む管理組合 大崎ウエストシティタワーズ 東京都品川区 地権者が企画・設計から関与(下) 各フロアに防災共助区域も
住宅新報 2016年10月4日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
マンションの防災では、ソフトとハードの両面からの対策が必要ですが、特にハード面での災害対策には時間もコストもかかるため、なかなか進まないのが現状ではないでしょうか。前回、さくらまつりで紹介した大崎ウエストシティタワーズは、マンションの企画段階から地権者が関わり、災害への備えについて考え抜かれた防災マンションです。今回は、防災の取り組みについて話を伺いました。
(前号からの続き)地下に大きな防災倉庫があるほか、各フロアには「防災共助区域」と名付けられたエリアがあります。そこには非常用エレベーターと備蓄倉庫があり、災害時にそのフロアで必要な物資や備蓄品が備えられています。東日本大震災以降、防災を意識したマンションが多く建てられましたが、各階に備蓄倉庫がある高層マンションはあまり多くありません。大崎ウエストシティタワーズの建設が09年であることを考えると、その先見性に驚きを隠せません。
もちろん、建設以後も管理組合を中心に防災機能が強化されてきました。管理組合の下部組織として防災委員会が設けられ、主にソフト面において様々なルールなどを整備してきたのです。























