福島県磐梯町で地域支援 住友不 古民家再生技術生かす
住宅新報 2016年9月27日 号 4面

改修が完了した古民家再生の第一号物件
住友不動産が〝新築そっくりさん〟事業で培った古民家再生技術を活用して、福島県磐梯町が進める「まちなみ再生」の支援を本格始動した。古民家が立ち並ぶエリアの統一的な外観の整備を図る指針づくりを支援。このほど第一号案件の改修工事が完了。第二号、第三号案件の改修提案にも着手した。
同社は全国で年間約400棟の古民家再生(改修)実績があり、そのノウハウを生かした地方再生支援プロジェクトの第一弾となる。「古民家風情を残しつつ、住宅機能の向上を図る実用的改修提案」を行って事業を進める。
磐梯町での対象地区は国指定史跡・慧日寺跡のある本寺地区。第一号物件の改修は8月に完了した。景観を出すため(1)屋根は金属屋根として軽量化を図った濃灰色、壁は白、木部は濃茶色を基本カラーに、(2)開口部はフレームにスギ材で化粧を施した断熱性のアルミサッシを採用した。
磐梯町は今年1月、国の「歴史的風致維持向上計画」の認定を受け、改修を行う建物所有者に対して最大8割の補助金を拠出するなどの体制を整えた。計画期間は10年間で、約80棟の改修を目指している。今年度は完成した物件を含め3棟の改修と、1棟の空き家を買い取る予定だ。





















