明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第151回 ビル管理の仕組み 長期利用や安心、安全に配慮を
住宅新報 2016年9月20日 号 4面
【学生の目】
都市再生が進む東京の中心街に写真のビルがあった。隣のビルとの隙間が極端に狭い。防火地域に指定された商業地域内の耐火建築物には、建ぺい率の制限は適用されない(建築基準法第53条)。また、防火地域内の耐火構造の壁は隣地に接して設けることができる(同法第65条)。建物は境界線から50センチ以上離さなければならないとする民法(第234条)に対する特別法の規定で、これらが優先される。写真のケースは、敷地一杯に建築可能だ。
従来の商業地では普通の建て方だが、ビルの周囲に空地をとり、緑化したりベンチを置く大規模ビルが増えた最近では、「詰まった感じ」がする。何が問題だろうか。






















