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スタンダード会員限定住宅あんしん保証 既存住宅瑕疵保険で新商品 仲介業者が保険契約者

住宅新報 2016年9月6日 号 1面

売買・賃貸仲介
住宅あんしん新商品イメージ図

住宅あんしん新商品イメージ図

 国土交通省指定の住宅瑕疵担保責任保険法人、住宅あんしん保証(東京都中央区)はこのほど、個人間売買タイプの既存住宅売買瑕疵保険に「仲介事業者コース」を新設した。保険対象住宅の売買を仲介した宅建業者が保険契約者となり、買主に保証を提供する内容。仲介をする宅建業者が保険契約者となる保険商品の認可を取得したのは、保険法人の中で同社が初めて。

 個人間中古売買を仲介した宅建業者が、保険契約者として住宅あんしんに申し込む。住宅あんしんの建築士が現場検査を行い、検査基準に適合すれば加入が可能。宅建業者が保険料などを支払う。引き渡し後に構造耐力上主要な部分や雨漏り防止部分に瑕疵が見つかると、住宅あんしんから宅建業者に対して補修に必要な費用が支払われる仕組みだ。万が一宅建業者が倒産などした際は、住宅あんしんが買主に保険金を直接支払う(図参照)。保険期間は引き渡し後1年・2年・5年、保険金額は200万円・500万円・1000万円の中から選択できる。ただし保険期間が5年の場合、保険金額は1000万円のみ。戸建て、マンションのどちらも利用可能だ。

 従来の個人間売買タイプは、インスペクションなどを手掛ける検査事業者が保険契約者となるコースのみ。本来、瑕疵の責任は売主が負うものだが、個人である売主に長期間の瑕疵担保責任を負わせるのは現実的でなく、また宅建業者にも瑕疵担保責任は生じない。取引関係者におけるこうした事情を踏まえて、検査事業者が保険契約者となる従来の制度が設計された。宅建業者は、検査事業者による保証を斡旋する立場だ。

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