マンション管理応援歌No.55 廣田信子の紙上ブログ 被災マンションを悩ます被害判定(3)
住宅新報 2016年8月23日 号 6面
被災マンションの被害判定の4番目は地震保険の損害判定です。熊本県は地震の危険度が低いと言われ、一番高い首都圏等に比べ、保険料率は3分の1ですから、マンションの地震保険加入率は意外に高かった印象です。地震保険に加入していたか否か、更に被害判定のレベルで様々なドラマが展開していました。
速やかに保険金を支払うことで復興を進められるように損害判定は3ランクのみです。保険金の支払いは、「全損」が100%、「半損」が50%、「一部損」が5%で、「半損」と「一部損」に10倍の差があることから、どちらに判定されるかで明暗を分けるのです。
具体的には、最上階を除く一番被害の大きい階の柱、梁のうち、損害の大きい方について調べます。例えば、2階の柱が一番被害を受けたとすると、2階の全部の柱のクラックを、その幅で4つのレベルに分け、レベルごとに(何柱/全柱)を算出して損害割合を出して、それを合わせたものを全体の損害割合とするようです。






















