総合地所 関岡桂二郎社長に聞く 〝ファミリー向け〟強み生かす 40周年へ商品力を強化
住宅新報 2016年6月28日 号 5面

関岡桂二郎社長
――就任から1年が経過しました。
「全社員と共に、ルネブランドの歴史に自信と誇りを持ち、全員の力で〝ルネッサンス〟本来の意味である『再生・復活』を果たそうとした1年だった。私自身、自ら動いて感じることを念頭に、現場の状況を積極的に聞いてそれをベースに次の展開を考えようと心掛けてきた。足下のマンション市況は不確実性が増している。その中で、当社のメーンターゲットであるファミリー層、特に共働き世帯のライフスタイルに対応するマンション事業を強化できればと考えている」
――マンション事業の厳しさが指摘されています。
「いわゆる〝二極化〟が激しい。我々がターゲットとするファミリー向けは競合が少なくない。差別化を図れるよう早期にオリジナル規格を開発したい。これまでは『郊外・大規模』が多い当社だが、都心部も事業エリアの一つとして考えていく。関西では、『ルネグラン』として高級物件シリーズの開発を3カ所で進めている最中だ。首都圏でも機会があれば同様の企画にも挑戦したい」
「(15年12月に長谷工グループ入りした)ジョイント・コーポレーションが都心コンパクトマンション、当社はファミリー向け物件に強みがある。その部分は大切にしながら、お互いの協力し合いながら事業化していくことも出てくると思う。当社は来期で創業40周年。マンションブランド『ルネ』の商品力を見直し、評価されてきたことを伸ばそうと考えている。社内でも商品力を再検討するワーキングを立ち上げたところだ」
――マンションの年間供給計画は。
「年間700~800戸程度の供給を考えているが、その数字ありきで仕入れをするようなことはしない。また、戸建て分譲は年間40~50区画をベースに、プラスαの開発ができればと思う」
ソリューションも展開
――ソリューション事業も手掛けています。
「分譲マンション以外の事業用地や物件を仕入れ、ホテル開発やリノベーション販売をしていく。仲介やコンサルといったフィー事業も手掛ける方針だ。売上比率としては、マンションの8~9割に対してソリューションは1~2割程度になると思う。主力のマンション事業に次ぐ収益事業として捉えている」
――今後の展開を。
「長谷工グループは、マンション居住者の人生を応援していく企業の集まりだ。その中で、当社はディベロッパー事業を手掛けるわけだが、販売、賃貸、管理、仲介といった中でグループの連携を更に強め、サービス関連事業への寄与度を強められればと思う」





















