マン活に励む管理組合 トキアス 東京都荒川区 地区防災計画策定に着手(下) ワークショップで課題洗い出し
住宅新報 2016年5月17日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
(前号からの続き)
モデル事業では内閣府が任命する防災アドバイザー(大学教授など)やコンサルティング会社からのアドバイスを受けることができるため、荒川区防災担当者も加わった形での防災会議を開催しながら、地区防災計画策定に向けた協議を行っています。同時に第1回目は汐入町会全体を対象に、第2回目はトキアス住民・防災委員会メンバーでワークショップを実施し、首都直下地震を想定した具体的な防災体制や設備の運用、安否確認方法、帰宅困難者対策などの課題やアイデアを洗い出しました。15年12月下旬に開催された第3回目には、洗い出した内容について居住者・コンサルティング会社・行政の視点から「重要性×実現可能性」の5段階評価を行い、自助・共助・公助の観点からそれぞれの意見を出し議論を行いました。今後はこの評価に基づき、同マンションにおける地区防災計画の「優先順位」とコンセプトを決めていくことになります。
今回の取り組みでは最終的にマンションとしての防災ビジョンを策定することにしていますが、その前提として居住者間における共通認識も必要になります。そこで管理組合理事会では防災会議と並行して、居住者向けに震災時の行動や自助活動に関する防災アンケートも実施しました。現在、回収したアンケート結果を集計中ですが、「世代・居住階層などによって認識・考え方のばらつきがあるだろう」(管理組合理事メンバー)との想定から、計画への盛り込み方を含めて検討を重ねていく予定です。























