西武の「紀尾井町」が一部開業 ホテルは7月27日 事務所、ヤフーなどで満室稼働
住宅新報 2016年5月17日 号 4面
西武グループが東京都千代田区紀尾井町で進めていた通称・赤プリ、グランドプリンスホテル赤坂跡地再開発がこのほど竣工、「東京ガーデンテラス紀尾井町」として一部施設が先行オープンした。5月1日にオフィスと住居の入居が始まったのに合わせ、商業施設4フロアのうち2フロアが5月10日開業。緑化率を約45%確保した敷地内には広場やガーデン、アートを配したほか、地下鉄永田町駅との直結通路も稼働した。
この開発は「西武グループの不動産事業の未来と紀尾井町エリアの未来という2つの未来を担ったプロジェクト。オフィス、ホテル、住宅、商業施設の開発と運営を通じて不動産ノウハウを蓄積することと、中長期的に魅力あるオンリーワンのエリアとするための良き先行事例を目指した」(齊藤朝秀・西武プロパティーズ取締役)という。
敷地面積が約3万400m2。ここに36階建てのオフィス、ホテル、商業施設などで構成する「紀尾井タワー」と21階建ての住宅棟「紀尾井レジデンス」(135戸)を建設。総延べ床面積は約22万7200m2という規模。これに旧李王朝家東京邸を保存・復元した「赤坂プリンスクラシックハウス」を加えて一体で運営する。30~36階のホテル(ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、250室)を含めた全体開業は7月27日の予定。
オフィスは5~28階部分で、1フロア1000坪超の広さと、災害に強いBCP機能を備えたのが特徴。全フロアが契約済みで、ヤフーが5~24階の20フロア、メットライフ生命保険が25~27階に入居することが決まっており、非公表テナントも含め満室稼働する。タワー4階にあるカンファレンスは7月1日開業予定という。























