千葉市原で植物工場が稼働 地域振興へ循環型農業提案も 東急不参画
住宅新報 2016年4月5日 号 4面
東急不動産が参画する太陽光利用型植物工場「おひさま耕房」がこのほど千葉県市原市奈良地区で竣工、本格稼働した。事業主体は造園・土木工事業の生光園(袖ケ浦市)、千葉・市原農産、レコテックと東急不が共同設立した日本リノ・アグリ(千葉市緑区、中村伸雄社長)。農地再生支援やエネルギー、観光農園事業などを展開することを目的とした会社だ。
植物工場は敷地面積が4480m2で、施設は鉄骨フレーム造り切妻型7連棟、延べ2293m2。多段式循環型水耕、無農薬栽培を採用し、葉物野菜とハーブ類の周年栽培を行い、首都圏の小売・飲食店などに安定供給する。また、成田空港に近い立地を生かし、シンガポールなどアジア圏への輸出も推進する。栽培品目はレタス類、水菜、小松菜など20種類以上で、日産計3000株を出荷する。
この工場は、千葉県市原市での資源循環型農業を軸とした地域振興の一環。地域資源を活用すると共に最先端の栽培技術を採用することで、同地域での新しい農業を提案していくという。また、経済産業省の15年度グローバル農商工連携推進事業の先端モデル実証事業にも採択された。完成披露には市原市長や地元農業、経済関係者らが多数参加し、取れたて野菜の試食に舌鼓を打っていた。





















