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スタンダード会員限定マン活に励む管理組合 若葉台団地 神奈川県横浜市 夏祭りに2300発の華麗な花火(下) 〝自分のふるさと〟実感に感謝

住宅新報 2016年1月26日 号 6面

連載: マン活に励む管理組合

管理(賃貸・分譲)
  • マン活に励む管理組合

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  • 夏まつりの様子。毎年5月になると自然と準備態勢が出来上がっている

    2 / 2夏まつりの様子。毎年5月になると自然と準備態勢が出来上がっている

<前号からの続き>

 夏まつりの準備に携わるのは、総勢270名ものスタッフ。このほかに住民も加わって、当日までの2カ月間で集中して準備を進めていきます。「夏まつりは長年続いている若葉台団地の一大イベントなので、ノウハウを蓄積した計画書もありますし、みんな手際よく準備してくれます」と話すのは若葉台まつりの会会長。若葉台まちづくりセンターの職員も「毎年5月になると、団地内では自然と夏まつりの準備体制が出来上がっています。花火募金にも住民の皆さんは協力的ですし、自分たちで夏まつりを盛り上げていこう、という意気込みは本当にすごい」と話します。

 まつり当日までの間には部会メンバー全員で2回集まり、必要に応じて各部会で数回打ち合わせを行い、現場には、細かい部分まで徹底して指示を出すそうです。

 団地外から若葉台スポーツ文化クラブの模擬店に参加していた男性は「模擬店で食品を扱うにしても衛生面での指導は厳しいですし、指示も一つひとつが的確。若葉台団地は自治会の団結力が驚くほど強いので、これだけの大規模なおまつりでも、トラブルなく運営できるのだと思います」と、運営面での手際のよさに感心していました。

 ちなみに、花火以外でまつりに必要な費用は、各自治会に戸数を割り当て、その戸数に応じて分担金を居住者から集めているとのことです。

 現在、夏まつりは若葉台団地全体での開催となりましたが、団地ができた当初は各自治会で夏や秋にまつりを開いていました。団地の開発が進み、入居者も増えてきたところで「住民全員が参加できるまつりをやろう」という声が上がり、若葉台連合自治会の前身である若葉台自治会協議会が実施した夏まつりが、現在の夏まつりの前身となっています。若葉台団地は新興住宅地だったため、「自分たちのふるさとのまつりをつくりたい」という昔の自治会役員たちの、夏まつりにかける情熱と結束力は並々ならぬものだったそうです。

 団地への入居開始から37年経った今、若葉台団地では少子高齢化による人口減少問題を抱えています。そのため、一時は夏まつりの子供みこしでも、子供の数を集められないこともあったそうですが、まつりの規模自体は立ち上げから35年間、ほぼ変えることなく行っているとのこと。それは、この夏まつりのために若葉台に里帰りしてくる人や、今若葉台で暮らす人たちのために、いつまでも変わらない〝ふるさとのまつり〟であり続けるためだといいます。

 帰省中の参加者は、「毎年この夏まつりの時期に合わせて帰省するのが楽しみです。家族やここで育った友人たちと一緒に花火を見ていると、自分のふるさとに帰ってきたんだな、と実感できますね」と顔をほころばせていました。

 最後に若葉台まつりの会会長は、「この夏まつりを継続してきたことで、〝若葉台で生まれ育ってよかった〟というふるさと若葉台に対する感謝の気持ちが、多くの住民の中に生まれてきたのだと思っています。今、団地内には新たな世代も増え始めていますし、これからも団地全員でこの夏まつりを盛り上げて、若葉台をもっと活気づけていきたいです」と、夏まつりと若葉台団地に対する思いを語ってくれました。

(取材年月・15年8月)

【マンション概要】

建物名/若葉台団地▽所在地/神奈川県横浜市▽階数/13階など▽総戸数/7棟792戸(賃貸)、65棟 約5200戸(分譲)▽竣工年/78年▽管理形態/委託管理▽管理会社/若葉台まちづくりセンター▽総会開催/5~6月ほか

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