不動産経済研・角田氏が記念講演 ブームは短く不況期は長く 『マンション40年史』市場の法則性で言及
住宅新報 2016年1月12日 号 4面
『全国マンション40年史』が第4回日本不動産ジャーナリスト会議賞著作賞を受賞した記念として、不動産経済研究所の取締役特別顧問・角田勝司氏はこのほど、都内で講演し、調査開始当初の市場動向から業界の盛衰、市場の法則性や今後の課題などについて語った。
それによると、マンション調査は1967年、5階建て以上を対象に「東京都鉄筋高層住宅調査」として、業界の創業者たちが造った167物件を収録してスタート。その後、「東京圏高層住宅全調査」(後に日本高層住宅協会<現不動産協会>からの委託調査、5階建て以上、賃貸も対象)を経て、71年4月から今日の「不動産経済調査月報」となって定着した。
角田氏は当初から一人で調査を担当してきた生き字引。調査拒否する会社もあって民間調査の難しさに直面した。「人脈づくり、資料収集は『ひたすらお願いする』こと」で乗り越えてきたという。調査項目は当初から現在も全く同じ(価格帯と3階建て以上が対象になったことを除く)で、販売状況をマンスリーで示す速報性やマンション市場動向の指標であることも変わっていない。





















