廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌 No.24 マンション管理の目覚めの年に
住宅新報 2016年1月5日 号 6面
明けましておめでとうございます。昨年はいろいろなことがありましたね。年初めには「脱法シェアハウス対策」が議論されていましたが、「民泊問題」がマンションに及ぶとは想像していませんでした。
分譲マンションの戸数は、日本人の「住まい」として必要な数を既に超えています。人口減少が急速に進む中、空き家問題は深刻です。マンションの空室は、全体として何とか維持されているので見えにくいですが、確実に増えています。それでも、まだ新築マンションは大量に供給されています。造ったものは価値を維持し続けなくてはならないという宿命を持ちます。余った「箱」は、従来の目的以外で活用しないと、不動産としての価値を維持できなくなっている、そのことから目を背けられないと知らされた年でした。
多様なニーズや異なる目的を持った、国籍も家族の形態も多様な人たちが、マンションの「箱」を利用するようになるだろう未来に向け、「マンションって何か」が改めて問われています。安心な住環境を求める居住者と、資産として運用したい外部区分所有者とでは、求めるものが違っても当然です。私たちは、「安心で快適な暮らし」を将来も確保するためにはどうすればいいかを、自分たちで真剣に考え、外に向けても表明していかなければならない時代に突入しました。






















