マン活に励む管理組合 アクシア八王子ピュアマークス 東京都八王子市 植栽業者と直接契約を締結(下) 植栽イベントも大盛況に
住宅新報 2015年10月20日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
数年前には殺風景だった花壇も、植栽業者と直接契約を締結するなどにより、今は居住者の憩いの場となっています。中庭には様々なハーブが植えられ、近く一年草のハーブも栽培する予定です。定期的に植栽委員会を開催し、年間スケジュールに沿った植栽が行われると共に、年に1回は植栽イベントも開催するようになりました。
(前号からの続き)
植栽業者※は、様々な課題に対応すると共に、居住者の皆が毎年植物の成長を実感し、またその枝葉・果実を利用する楽しみがあるようラベンダーやローズマリー、ベリー系、バジルなどのハーブ類の植栽を提案。これを受け植栽委員会では、居住棟から中庭に通じる通路壁面に栽培したハーブの種類と利用方法、植物マップを掲示し、どの草木が育っているかを居住者が常にチェックできるような工夫も凝らしています。
更に、居住者を巻き込んだ植栽活動として、13年9月、初の植栽イベント「中庭ガーデニングイベント」を実施しました。植木の植え替えを居住者自らが行うと共に、植え替えるハーブの効用を学んだりベランダガーデニングのコツなどを知ったりすることで、「植栽の楽しみや居住者同士の交流を活性化できれば」との趣向です。中庭でこれから育っていく予定のハーブを使ったハーブティーの試飲会も行いました。これには親子連れやガーデニング好きの居住者が40人以上集まり、第1弾イベントとして成功裏に終了しています。
翌秋に開催した「アクシア秋祭り」では、スポーツイベントとあわせ、植栽したハーブを収穫し、ハーブティーとハーブ料理の試飲・試食会とポプリ・サシェ(ハーブ入り香袋)作りを企画。参加した居住者からも「中庭で育ったハーブがこんな風に利用できるとは知らなかった」「もらったハーブで自分でも料理してみます」など、植栽イベントを通じて大いに楽しんだ様子でした。今年も6月に同様のイベントを開催しました。
現在植栽委員会は、理事の役職が終わった花の好きの方々に残っていただき、11人に増員し、庭の植栽だけでなく共用の温泉施設内の植栽・美観改善にも取り組んでいます。
冒頭で紹介した定例植栽委員会では、植栽業者から提案された植栽物の種類や美観設備の費用などについて検討し、備品類が確定次第、特別費用として計上する予定です。
植栽業者の担当者は「植栽委員の皆さんから明確な要望が挙がってくるので提案がしやすい」とのこと。植栽委員会のメンバーも「2年経過して植栽業者の担当者とも関係が深まり、いろいろな相談ができるようになった」「何よりも花壇の花を見に居住者が中庭に集うようになったことがうれしい」と話します。
居住者からも「ベランダから中庭の植物が成長する様子を見るのが楽しみになった」「ハーブや花を見ながら、(居住者同士で)自然と言葉を交わすようになった」など、反応も上々。当面は現状維持のための植栽活動が中心ですが、6月の植栽イベントでは苗木の販売やベランダで育てている草木の植え替え教室なども開催し、花を通じたコミュニティ形成につなげていきたいと考えています。
※植栽業者:東邦レオ(株)
(取材年月・15年4月)
【マンション概要】
建物名/アクシア八王子ピュアマークス▽所在地/東京都八王子市▽階数/14階建て、1棟▽総戸数/351戸▽竣工年/10年▽管理形態/委託管理▽管理会社/三菱地所丸紅住宅サービス(株)▽総会開催/毎年5月▽役員数/理事17人、監事1人▽役員任期/2年(1年ごとに半数改選)

























