フィリピン最大手、日本進出 アヤラランド 現地マンションを販売 まず3年で売上高120億円
住宅新報 2015年10月6日 号 1面

アヤラランドの幹部が東京・丸の内で開いた記者会見。日本での物件販売を継続させる方針だ。左端がトニー・アキノ氏、左から2番目が森田尚樹氏
アヤラランドが今回販売するマンションは、メトロ・マニラの一角であるタギッグ市に開発中の地上49階地下6階建て・総戸数420戸の「West Gallery place」と、観光地として知られるセブ市で進めている「the Alcoves」(地上37階地下3階建て・総戸数480戸)の2物件。「West」の販売価格は3200万~6億円(専有面積52~702m2)、「Alcoves」は2400万~1億4700万円(同58~259m2)。既に、それぞれ100戸程度の販売が完了しており、フィリピン人以外として占める10~15%の海外投資家への重要販路の一つに、日本を選んだ格好だ。
日本進出を伝える記者会見の席上、アヤラランド取締役のトニー・アキノ氏は、「日本人がフィリピンの物件を購入する比率は、この3年で8%増加した。フィリピンは昨年、投資格付けも引き上げられた。日本人にとって、今回の当社の取り組みは大きな投資機会の拡大になるはずだ」と話している。
同社はフィリピンの財閥企業「アヤラグループ」傘下の不動産ディベロッパー。グループの上場企業6社の時価総額は約5兆円に上る。同社は国内をメーンに総合不動産開発を手掛けており、海外での開発比率は数%程度。今後も日本での開発予定はないようだが、国内での不動産開発において日本企業との協力関係を維持・強化したい考えだ。





















