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スタンダード会員限定マン活に励む管理組合 オラリオンサイト 神奈川県相模原市 災害時はマンション内で自活(下) 行政説得し、水を電気設備室に備蓄

住宅新報 2015年9月22日 号 6面

連載: マン活に励む管理組合

管理(賃貸・分譲)
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 「こんな高層マンション、地震がきたら倒れてしまうのではないか…」(ある管理組合理事)。そんな素朴な考えから、オラリオンサイト管理組合が主導して防災計画の策定はスタートしました。管理組合では、災害時にマンション内で自活するための対応策をまとめ、08年5月に「オラリオンサイト大震災対応計画書」を完成。2年前に改訂版をとりまとめ、現在はマニュアル作りに取り組んでいます。

(前号からの続き) 各フロアの電気設備室に8~10戸分、一日一人3リットルの使用を前提としたペットボトル水を2日分備蓄しています。これは貯水槽から各フロアに水を運搬する際、エレベーターが使用できない場合に備えた対策です。電気設備室への備蓄は消防安全上なかなか認められませんでしたが、当時の管理組合理事長が行政側に粘り強く働きかけ、何とか認められることができたといいます。緊急時には、(1)各戸備蓄分、(2)4日目からの貯水槽、(3)フロア備蓄ペットボトル水――の順番で使用することも定めました。

 防災計画は13年2月に改訂しました。主な改訂内容としては、(1)対策本部長代行として副本部長(2人)を新設、(2)臨時駐車場の整備(敷地内空地のナンバリング)――など。11年3月の震災時、対策本部長となる当時の管理組合理事長が不在だったこと、停電のため機械式駐車場が動かなかったことから帰宅した車が入庫待ちで長蛇の列をなしてしまいました。幸いにして副理事長が在宅していたので本部長代理として対策本部を立ち上げることができ、駐車場についても機転を利かせ敷地内空地を駐車場として利用。建物・居住者共に大きな被害・混乱もなく、防災計画に沿った対応ができた一方、命令系統の代替案やあいまいだった各班の役割範囲など「実際に行動して初めて、何が不足しているかに気付きました」。今回の改訂ではこれら東日本大震災時の反省を盛り込む形で見直しを図っています。

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