東京駅前に高さ日本一のビル 三菱地所など 常盤橋街区3ヘクタール余を再開発 完成は12年後新しいシンボル目指す
住宅新報 2015年9月8日 号 4面
東京の新しいシンボルとなる街に――。三菱地所はこのほど、東京駅日本橋口前の敷地面積3.1ヘクタールに、日本一の高さ390メートルの超高層ビルなど4棟のビルで構成する「常盤橋街区再開発プロジェクト」(千代田区大手町2ほか)を発表した。東京都下水道局や大和証券グループ本社などの地権者と共同で進めるもので、国家戦略特区の特定事業として12年後、リニア中央新幹線開通と同じ27年の完成を目指す。
計画地区は現在、日本ビルと下水ポンプ場(地下)、朝日生命大手町ビル、JXビル、変電所(地下)、大和呉服橋ビル、JFE商事ビルがある。東京駅から日銀、日本橋方面を結ぶ動線の中心部に位置するJR線路、永代通り、日本橋川で囲まれたエリア。計画によると、ここに37階建てと61階建ての超高層2棟、地下4階建ての変電所棟、9階建ての下水ポンプ場棟を開発する。総延べ床面積は約68万m2で、東京駅周辺では最大の再開発となる。また、常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場(7000m2)・親水空間も併せて整備する。総事業費は1兆円を超える見込みという。
この事業は大手町連鎖型再開発プロジェクト第4次事業として、街区内の下水ポンプや変電所といった都心の重要インフラの機能を維持しながら10年超をかけて段階的に開発する。計画区域内で三菱地所が保有する権利は5割超で、完成後も保留床の取得を含め過半以上を保有したい意向だ。計画の詳細は今後詰めていくが、事務所、店舗、交流施設、都市観光機能などを取り込んでいく。






















