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スタンダード会員限定マン活に励む管理組合 オーベルグランディオ萩中 東京都大田区 強い思いで実現した建替え(下) 全体が若返り賑やかに

住宅新報 2015年9月1日 号 6面

連載: マン活に励む管理組合

管理(賃貸・分譲)
マン活に励む管理組合

マン活に励む管理組合

 構想から10年強を経て、居住者の熱意と努力、更には企業・地域・制度の後押しを受け、建替えを実現した「オーベルグランディオ萩中」。建替え計画では既存世帯の負担軽減だけでなく、建替え後の円滑なコミュニティ形成、資産価値向上を視野に入れていました。管理組合ではその成果とこれまでの経験をもとに、今年1年かけて次の30年を見据えた長期計画を策定していく予定です。そこで今回は、建替え後の管理組合の活動や入居後の住民の様子などをお伝えします。

 今回の建替え事業の総事業費は110億円、増床負担は平均1200万円(設定は1500万円)となりました。また、地元町内会や近隣住民の承認を受け、市街地環境の整備改善を条件とした緩和制度が適用されたことで、容積率が200%から240.11%に拡大し、従来の戸数も368戸から534戸に拡大。これにより一般分譲できる床面積が増加し、既存入居者の建替え費用の軽減化を実現しました。既存世帯から新マンションを取得したのは298戸で、一般分譲分についても売り出し10カ月後には完売したのです。

 管理組合では建替え決議成立後の03年11月に「マンション建替え円滑化法」に基づき建替組合を設立し、04年2月に区分所有者の権利変更を含んだ建替え計画の認可を受けました。これによりすぐに解体工事~本体工事(同年6月)がスタートし、1年9カ月後に竣工。その間に新管理組合規約を策定すると共に、建替組合によるマンションの引渡しと同組合の解散、竣工した06年7月までに清算総会と事業完了報告を行いました。当時の管理組合理事長は「(91年の)検討開始の頃は権利変換方式など考えも及びませんでした。時間はかかりましたが、萩中住宅は等価交換方式ではない建替え事例として先鞭をつけたのではないでしょうか」と振り返ります。

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