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スタンダード会員限定災害時の非常用発電電力 有効利用へ 自動制御でBCPを強化 日立が販売 三井不と共同企画

住宅新報 2015年7月21日 号 4面

マンション・開発・経営

 日立製作所と三井不動産はこのほど、オフィスビルなどが停電した際、非常用発電機の余剰電力(防災用電力)を企業などが入居する執務空間に供給可能にする電力供給自動制御システム「トラムスボード」を共同企画し、日立の製品として販売を開始した。

 非常用発電機の電力には、保安用照明や保安用空調機の電力となる保安用電力と、スプリンクラーや消火ポンプの電力となる防災用電力がある。火災を伴わない停電時にはスプリンクラーなどの防災用設備を稼働させる必要がないため、非常用発電機の発電力容量のうち約50~60%が余剰電力として見込まれるという。同システムはこの防災用電力に着目して電力を有効利用するもの。

 このシステムを導入することで、火災を伴わない停電時に企業などが入居する建物の執務空間などへ電力供給ができるほか、防災対策室などにも供給可能となるため、建物と企業のBCP(事業継続計画)対策が強化されるという。また、これまで実施されていた大規模な非常用発電機の増強工事を伴わないため、既存オフィスビルの場合、従来比約2分の1導入コストと工期でシステム構築が可能となる。

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