東京カンテイ 都心6区動き重く 首都圏全体は強含み 5月中古マンション売り価格
住宅新報 2015年6月30日 号 7面
東京カンテイはこのほど、15年5月の中古マンション価格(70m2換算、売り希望価格)をまとめた。首都圏(2998万円、前月比1.0%上昇)は、下落が続いていた千葉県が上昇するなど全域で強含んでいて9カ月連続の上昇となった。近畿圏(1836万円、同0.6%上昇)は1800万円台前半で安定的に推移し、前月までと同様の動き。中部圏(1546万円、同2.0%上昇)は名古屋市以外にも岡崎市や安城市などで価格が持ち直したため、上昇に転じた。
首都圏では東京都(4119万円、同1.1%上昇)が11カ月連続で上昇。東京23区(4606万円、同0.9%上昇)は更に、前年同月比がプラス10%を超えた。ただし、都心6区(6487万円、同0.1%下落)は反転下落し、市場でも様子見の構えだが、依然として高い価格水準で推移している。城南・城西6区(4839万円、同1.2%上昇)と城北・城東11区(3524万円、同1.1%上昇)も引き続き上昇基調だ。このほか神奈川県(2522万円、同1.3%上昇)、埼玉県(1891万円、同0.5%上昇)も上昇基調。下落が続いていた千葉県(1787万円、同0.6%上昇)も千葉市や習志野市などで持ち直したことで4カ月ぶりの上昇となった。
大阪市は堅調に推移
近畿圏は、大阪府(1914万円、同1.1%上昇)が5カ月連続の上昇で、兵庫県(1743万円、同0.1%上昇)は、わずかながら3カ月ぶりの上昇。大阪市(2325万円、同2.2%上昇)は中心6区がけん引する形で大きく上昇し、14年2月に記録した直近でのピーク値(2321万円)を上回った。その一方で、神戸市(1768万円、同1.1%下落)では3カ月連続の下落。
中部圏は、前月下落した愛知県(1622万円、同2.3%上昇)が上昇に転じた。名古屋市(1897万円、同1.6%上昇)では、上昇傾向に一服感が出ていたものの、価格水準を押し上げている中心部が再び強含んだことで、3カ月ぶりに上昇した。























