タワーマンション 階層別流通量と騰落率 中古騰落率、高いのは低層階 スタイルアクト調査
住宅新報 2015年6月23日 号 4面
スタイルアクト(東京都中央区)はこのほど、「タワーマンションの階層別流通量と騰落率」調査の結果をまとめた。それによると、(1)タワーマンションは低層・中層階に比べ高層階の売り出し率(流通量)が高い、(2)新築時と比較して中古騰落率が最も高いのは低層であり、実需層はタワーマンションの低層階が狙い目――ということが分かった。
首都圏の31階建て以上のタワーマンションを対象に、1都3県の76棟を調査した。マンション建物自体の階数が高くなるほど物件利回りが高くなるとの調査は既に公表済みだが、今回の調査ではタワーマンションの中でも低層・中層階は高層階に比べ、中古騰落率が高く、資産性が保たれやすいことが明らかになった。
要因としては、高層階は実需だけでなくセカンドハウスや投資を考慮した購入があるため、実需をメーンに購入される低中層に比べ流通しやすい傾向にあること。高層階住戸はペントハウス仕様などハイグレードのものが多く、新築時価格が高値となること。一方、低層階は、中層階や高層階に比べ、眺望面の訴求力が弱いため、都心や神奈川など眺望の良さを求める人が多いエリアでは、大量販売される新築時は価格設定が安くなる――ことが挙げられる。これが中古販売時には市場価格に是正されるため、低層階は相対的に中古騰落率が高くなるという。





















