不動産投資家 新規投資に積極姿勢続く 不動研調査 利回りは最低位水準
住宅新報 2015年6月9日 号 4面
日本不動産研究所が4月現在で実施した「不動産投資家調査」によると、不動産投資家は今後1年間の新規投資に対して、その90%が「積極的に行う」と回答。半年前の前回調査(94%)より4ポイント低下し、また「当面控える」が前回より増えて7%となったものの、積極的な姿勢が継続していることが分かった。
投資物件の取得競争が過熱化する中で、不動産投資家の期待する利回りもほぼすべてのアセットで低下した。Aクラスビル(オフィス)の期待利回りは、東京「丸の内、大手町地区」が3.8%(前期比0.2ポイント下落)となり、99年の調査開始以来最も低かった07年10月と同じ水準まで低下。また、賃貸住宅一棟(ワンルームタイプ)は、東京「城南地区」で4.9%となり、過去最低だった08年4月を0.1ポイント更新した。商業店舗の東京「銀座」は4.0%で、08年4月と並んだ。
また、マーケットサイクル(市況感)については、東京(丸の内、大手町地区)は前回と同様に「拡大期」とする回答が最も多く、大阪(御堂筋沿い)は前回の「回復期」から「拡大期」がトップとなり、市況改善の認識が定着してきたと見ている。





















