ファンドバブル期と現在の市場比較 不動研、不動産投資家特別調査 4割が「当時より活発」 違いのトップ「海外投資家の増加」 出口は東京五輪前か
住宅新報 2015年6月2日 号 4面
日本不動産研究所はこのほど、不動産投資家調査特別アンケートとして、ファンドバブル期(07年10月と仮定)と比較した「15年の不動産市場動向」をまとめた。4月1日時点で実施し、127社から回答を得た。
まずファンドバブル期と比較した現在の不動産取引市場について、「かなり活発」「活発」の合計が約4割あり、「当時と同じ程度」とする約5割と合わせると、9割方が当時並みかそれ以上の活況にあるとの認識を示している。次に当時と現在を比べて違いがあると考える事項では、特にアジアからのインバウンド投資で注目されている「海外(アジア・中東)投資家の増加」とする回答が最も多く、「ノンリコースローンの金利水準」が続いた。
また、当時と比較して活況を呈しているアセットについては、「物流施設」が最も多く、以下「ビジネスホテル」「ヘルスケア」の順。活況を呈している地域は「東京」が圧倒的に多く、「福岡」「大阪」が続いた。物流施設、ビジネスホテル、シティホテルについては、期待利回りがファンドバブル期と比べ、0.1~0.5ポイント低くなったとする回答が全体の約4割あった。現在の価格感については、「過熱しすぎ」「過熱している」が合わせて約2割あった。





















