伸びるか――中古戸建ての買取再販 (2) 「補修」メーンでリノベーション デザインよりも「品質確保」
住宅新報 2015年5月12日 号 1面
連載: 伸びるか――中古戸建ての買取再販
ギャラリー開設
1階は、中心にリビングを据えた間仕切りのない空間。キッチンは対面式だ。階段を上ると、各居室をつなぐ位置に「多目的スペース」が設けてある。コンセント付きの机を造り付け、仕事や勉強といった用途で使ってもらう意図がある。居室で目を引くのは、重厚な梁。フラットだった天井を勾配にし、これをあえてむき出しにしたという。吹き抜けの効果も含めて、全体的に110m2という実際の延べ床面積よりも広く感じられる。
横浜など神奈川県南東部を地盤とする、総合不動産会社の三春情報センター(神奈川県横浜市)。昨年末、中古戸建ての買取再販事業を強化する方針を定めた。周辺の新築建売住宅より割安な、3000万円前後を目安に供給していく。その足掛かりとして今年2月、築後33年が経つ戸建てを買い取ってリノベーションした、冒頭の「東永谷ギャラリー」を開設。1年ほど一般公開した後に販売する。ここで施工したリノベーションのレベルを、今後の事例でも「一つの基準にしていく」(楠元知毅執行役員)と言う。
























