展望 中古流通 〝したくなる〟メンテナンス (上) 沖縄 劣化しない米軍住宅の不思議 3年周期でメンテナンス
住宅新報 2015年3月17日 号 7面
中古市場の拡大に向けた議論の中で、RC造と木造を問わず住宅を適切に維持管理する大切さが指摘されている。しかし消費者がそれに賛同し、習慣としていくには時間が掛かりそうだ。「やらなければならない」のではなく、自発的にメンテナンスしたくなるような価値を業界が提示できれば、状況も変わっていくのではないか。外壁塗装に焦点を絞り、前編では沖縄の住宅事情を通じてメンテナンスの重要性を再確認し、後編では「おしゃれ」を切り口にした塗料メーカーの提案を紹介する。 (鹿島香子)
傷み目立つ一般住宅
沖縄県那覇市。戦後に形成された市街地を歩くと、個々の戸建て住宅の傷みが自然と目に付く。コンクリートの外壁は黒ずみ、雨染みの跡が浮き上がっている。外壁の色が鮮やかであるほどそれらは目立つ。窓下の出っ張り部分の鉄筋が、露出し錆びている家も見掛けた。
























