東急電鉄 田園都市線沿い旧社員寮 認可保育所と賃貸に 低稼働物件のコンサル第4弾 複合用途でも余裕あり 〝バブル物件〟有効活用で注目
住宅新報 2015年3月10日 号 9面
東急電鉄(東京都渋谷区)はこのほど、東急田園都市線沿線の元社員寮を、認可保育所と賃貸住宅にコンバージョン(用途変更)した複合施設を完成させた。低稼働率の物件の資産価値をリノベーションによって高め、沿線の空き家対策につなげるコンサルティング事業「まるサポ」の第4弾。
物件は、88年に建てられた鉄筋コンクリート造の地上3階建て。敷地面積は1778m2。宮前平駅から徒歩7分の場所に立地する。東急電鉄は個人所有者と15年の定期建物賃貸借契約を結び、これを一括で借り上げ。ゆとりある建物設計や収益性確保の観点から、複合用途にコンバージョンし運用する方策を選んだ。
川崎市が整備に取り組んでいることを踏まえ、1つは保育所とした。用途変更に際して、一部の壁を撤去。保育室は床を10センチほど上げて排水管を通し、手洗い場を付けた。屋外には園庭をつくったほか、認可保育所の基準を満たすため、花壇だった場所を配膳車専用の通路に変更。アルファコーポレーション(京都市下京区)に運営を委託し、定員60人で4月から開業する。
























