床下点検ロボ導入 中古売買で無償実施 神奈川で初 ウスイホーム
住宅新報 2015年3月3日 号 7面

大和ハウス工業が開発した「モーグル」
ウスイホーム(神奈川県横須賀市)はこのほど、専用ロボットによる中古住宅の床下点検サービスを始めた。売却の媒介を受託した物件などを対象に無償で実施する。取引の安心・安全を確保すると共に、媒介の受託増加を目指す。
導入したのは、大和ハウス工業が開発した「moogle(モーグル)」。走行用・点検用カメラとLEDライトを搭載したロボットだ。狭く暗い床下空間を照らしつつ駆動する。操作は、パソコンのモニターを見ながらコントローラーを使い遠隔で行う。サイズは長さ495ミリ、幅280ミリ、高さ220~280ミリ。
ウスイホームはモーグルを、神奈川県の不動産会社で初めて導入した。売却査定時にロボットによる床下点検を無償で実施し、売主に写真データを提供。その後同社と専任媒介契約を締結した売主には、印刷したデータも提供する。床下の詳細な状態を伝えて安心感を高め、販売促進につながる点を売主に訴求していく。点検の結果、土台や断熱材の腐朽、シロアリ被害などが見つかった場合でも、同社の海沼仁取締役は「不具合がある、と売主に知ってもらうことが重要。どこを直せばいいのかが分かれば、買主の不安を消すことができる」と話す。このほか、同社がリフォームを請け負う物件や賃貸物件も対象とする。























