沖縄発 売買仲介の新アイテム 中古住宅を簡易チェック 「おうちクリニック住宅カルテ」
住宅新報 2015年1月6日 号 7面

「おうちクリニック住宅カルテ」の中面。中古住宅の購入者向けの接客ツールや、売り物件を査定する際の説明資料として活用できる
沖縄県で活動するOKINAWA型中古住宅流通研究会はこのほど、中古住宅を仲介する際の接客ツールとして「おうちクリニック住宅カルテ」を作成した。買主に記入してもらう形式で、購入予定住宅の概要や現状を把握。リフォームやインスペクションの依頼、各種優遇制度の利用につなげてもらう狙いだ。
同研究会は、国土交通省の「26年度中古不動産取引における情報提供促進モデル事業」の採択事業者。当該事業の一環とで、「瑕疵保険やインスペクションなどの制度を消費者に知らせる」(同研究会メンバーの柿本洋・日建開発常務取締役)目的のもと、カルテを作成した。
カルテは、構造など建物の基本情報を確認する「問診票」、既存住宅インスペクション・ガイドラインの項目を簡素化した「物件状態のセルフチェック」、住宅ローン減税などの制度が利用できるかどうかの目安を知る「使える制度のチェック」の3つで構成。チェック項目に印を付けるだけで済むようにするなど、簡便さを重視した。柿本氏は「これを使って買主に情報提供することで、会社の信頼度向上につながる」と話す。また、売却媒介を請け負った物件についても、査定時の説明資料としてカルテを活用することを提案する。























