東日本レインズ 11月の首都圏中古流通動向 戸建て地域差が鮮明に
住宅新報 2014年12月16日 号 7面
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのほど、11月の首都圏流通動向をまとめた。中古マンションの成約・価格動向に大きな変化は見られなかったが、中古戸建ては地域による違いが浮き彫りとなった。
中古マンションの成約件数は2830件(前年比9.3%減)。8カ月連続で減少した。前月より減少率は縮小したが、全都県で減少している。東京都が1431件(同7.1%減)、神奈川県が706件(同12.6%減)、埼玉県が340件(同11.7%減)、千葉県が353件(同8.8%減)だった。
1m2当たりの首都圏成約単価は44.15万円(同7.1%上昇)。23カ月連続の上昇となった。都県別では東京都が57.6万円(同6.3%上昇)、神奈川県が38.7万円(同5.9%上昇)、埼玉県が27.5万円(同6.5%上昇)、千葉県が24.6万円(同9.5%上昇)で、すべて上昇した。平均専有面積は63.62m2、平均築年数は20.04年。
中古戸建ての成約件数は956件(同0.1%減)だった。これまで、減少率はおおむね10%強で推移していたが、当月は横ばい。都県別では地域差が表れ、東京都が275件(同6.2%増)、神奈川県が300件(同9.5%増)で増加。前月比もそれぞれ13.2%、8.7%増加している。一方、埼玉県は193件(同2.0%減)、千葉県は188件(同17.2%減)と減少した。
成約価格動向も、地域による違いが際立った。首都圏平均は2958万円(同3.8%上昇)で、2カ月ぶりに上昇。都県別では東京都が4135万円(同2.3%上昇)、神奈川県が3337万円(同4.4%上昇)と上昇したのに対し、埼玉県は1869万円(同5.7%下落)、千葉県は1751万円(同3.9%下落)と比較的大きく下げた。
首都圏平均の土地面積は154.42m2、建物面積は105.36m2、築年数は20.46年。
札幌市と仙台市の流通動向は、中古マンションの成約件数が順に190件(同9.5%減)、88件(同24.8%減)。札幌市は8カ月連続の減少となり、仙台市も4カ月ぶりのマイナス。1m2当たりの成約単価は、札幌市が18.2万円(同6.9%上昇)、仙台市が27.5万円(同16.4%上昇)。
中古戸建ての成約件数は、札幌市が133件(同0.8%上昇)、仙台市が49件(同7.5%減)。成約価格は札幌市が1522万円(同3.0%下落)、仙台市が2388万円(同11.0%上昇)だった。























