高齢者と住宅ローン 〝老後破綻〟への警鐘 年金生活でも残債多く 〝先〟見えないなら行動を 「返済額軽減」の繰り上げも検討
住宅新報 2014年12月16日 号 7面

住宅関連のローンに関する相談「60代以上」の割合国民生活センターの資料より本紙作成
昨今、住宅ローンに関してまず取りざたされるのが、空前の低金利。一方で平成初期に住宅ローンを組み、現在高齢期に差し掛かっている人の一部でローン破たんが顕在化しつつある、という指摘が挙がっている。その声を詳しく聞いた。 (鹿島香子)
13年度、国民生活センターに寄せられた住宅関連のローンに関する相談件数は、2809件だった。「住宅ローンを支払えなくなった」などの内容が多いが、件数自体は10年度の4520件をピークにここ数年減少傾向。今年度も現時点で、約1600件にとどまっている。また、住宅金融支援機構が開示する13年度の破たん先および延滞債権の比率は2.58%。4%近かった09年度から年々減少し、前年度に続いて3%を下回った。
「60歳以上」の割合増加























