オフィス、都心商業で賃料上昇実感 「一段、上値探りの展開も」 不動研・吉野氏 15年不動産市場見通し
住宅新報 2014年12月9日 号 4面
日本不動産研究所は12月5日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで「2015年の日本経済と不動産市場」をテーマに定例講演会を開いた。
その中で、同研究所不動産エコノミストの吉野薫氏は「2015年の不動産市場」について研究報告。「企業の設備投資は緩やかながら回復が見込まれ、賃貸市場では需給が引き締まりつつある」「エクイティファイナンスは活発で、投資家は収益機会をうかがっている」「金融機関の融資態度は堅実性を保っている」―との現状認識を基に、15年の市場見通しについて次のシナリオを描いた。
「オフィスや都心商業などのアセットでは賃料上昇が実感されるようになり、期待利回り低下の動きを追認。更に一段の上値を探る展開も」「住宅や物流などは飽和感が広がり、価格上昇ペースは一服」「利回り確保の必要性から、投資家の関心が及ぶ対象(エリア、アセット)のすそ野が更に広がる」―とした。





















