ワンストップの実店舗 無料相談→事業者紹介 ポータルサイト運営のオウチーノ
住宅新報 2014年9月16日 号 7面
不動産ポータルサイトを運営するオウチーノ(東京都港区)はこのほど、一般消費者向けの無料相談窓口「住まいソムリエ」を東京都杉並区高円寺にオープンさせた。大手不動産ポータルサイトの運営事業者が、新築や中古物件の売買、リフォームなどにワンストップで対応する実店舗を開設する事例は初だという。
住まいに関する相談を「ソムリエ」で受け付け、要望を整理した上でパートナー事業者を紹介する流れ。相談はリフォームを中心に、不動産売買やインスペクション、資金計画、耐震診断など幅広く対応する。案件の成約後、パートナー事業者から支払われる手数料が同社の収益源。パートナー事業者には、手数料分を成約価格に転嫁せず、広告宣伝費などに含めてもらうという。
同社は「中古オウチーノ」など、複数の不動産ポータルサイトを運営している。一方で「物件や事業者の選び方、予算の組み立て方などに関する悩みは、ネット上の対応だけでは解決しきれない」(盛田玲シニアマネージャー)と判断し、対面型店舗を設置したという。年度内に都内で1~2店舗を出店し、来年は首都圏で計10店舗にまで増やす計画だ。これに伴い常駐スタッフの新規採用を進めると同時に、現在約30社を数えるパートナー事業者数も増やしたい考え。盛田マネージャーは「ソムリエで要望を整理するので、『温まった』お客さんを紹介できる」と話し、成約の確度の高さを強調する。
相続税の基礎控除額引き下げを見据えて、特に相続関連の需要を取り込みたいという。税理士を紹介する体制も整えている。

























