「リノベ不動産」が始動 全国でVC加盟店募集へ 横浜の和久環組が立ち上げ
住宅新報 2014年9月16日 号 7面

リノベ不動産ロゴ
「中古住宅仲介+リノベーション」のワンストップサービスを提供する和久環組(神奈川県横浜市)は10月から、「リノベ不動産」(ロゴ参照)のブランドで全国展開に乗り出す。VC(ボランタリーチェーン)の形態で不動産・建築事業者の加盟を募り、売買仲介を起点にした中古リノベーションを全国に広める。これに伴い、VCの運営に特化する「リノベ不動産(株)」を今夏に設立した。
和久環組は横浜・湘南エリアを商圏として、中古住宅仲介からリノベーション、ローン付け、瑕疵保証まで含めたワンストップサービスを手掛けている。そのノウハウをパッケージ化し、全国の加盟店を通じて提供していく。
加盟対象は(1)不動産仲介業者、(2)工務店・リフォーム事業者、(3)不動産仲介・建築双方の部門を有する事業者、を主に想定。中古リノベーションの請負に際して足りない部分を、リノベ不動産がサポートする。なお、(2)の場合は宅建業免許の取得が条件。
パッケージに含まれるのはブランドの使用権や集客・販促ツール、施工事例の共有、リノベーションプランの仕様書、工事の見積もり・受発注管理システム、導入研修、瑕疵保証制度、24時間駆け付けサービスなど。これらを基本とした上で、会員価格での設備・建材支給といったオプションをそろえた。加盟店の業態に応じて選べるようにする。加盟金など料金の詳細は未定。
和久環組は13年秋に設立された。中古住宅とリノベーションの組み合わせで、購入者の好みや希望に合った住まいを新築より割安に供給することを理念とする。スムーズな不動産取引を重視する考えから、仲介を起点にした事業モデルを確立。今年5月に愛知県岡崎市の総合不動産会社アップウィッシュと提携し、地方都市でも通用する手応えを得て全国展開に踏み切ったという。
リノベ不動産の代表も兼ねる和久環組の鎌田友和代表は、全国展開について〝プレイヤー育成〟の側面も強調。「中古リノベーションへの参入意欲はあっても、きっかけやノウハウがなく立ち止まっている事業者が多い。その手助けができるブランドにしたい」と話す。
今後2年で、60~70社(店舗ベースでは100店舗)の加盟を目指す。すでに愛媛、広島県などで事業者の加盟が内定しているという。























