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スタンダード会員限定三井不の霞が関ビル BCP改良が完了 新築並みに機能アップ

住宅新報 2014年9月9日 号 4面

停電しても72時間対応できる非常用大型発電機

停電しても72時間対応できる非常用大型発電機

 三井不動産は9月1日、竣工46年を迎える霞が関ビルディング(東京都千代田区)で実施して完了したBCP(事業継続計画)対策強化工事の設備内容を公開した。36階建ての日本初の超高層ビルで、これまでも大規模なリニューアル工事を適宜実施して、新築ビルと同等の建物スペックを保ってきている。

 今回は、ビルテナントが重視するハード面のBCP対策に絞った。まず、停電対策として、以前は24時間対応だった非常用発電機を72時間継続できる大型機に交換し、併せて燃料となる重油タンク9基を敷地内に増設した。また、エレベーターは耐震改修を施した上で、保守管理会社の点検を待たずに自動で運転を再開できる「自動診断仮復旧システム」を、既存ビルで初めて導入。今年度内に全32基が同システムに切り替わる。

 更に、備蓄対応できる飲料水より困るのがトイレ使用水の確保。そのため、地下100メートルを掘削して井戸も掘った。ビル在館者が3日間滞在できる量を確保できるという。

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