データでまるわかり 中古マンション流通シェアランク 〈福岡県〉「福岡市に集中」変わらず
住宅新報 2014年8月26日 号 7面
連載: データでまるわかり
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた「行政区別・中古マンション流通事例数シェアランキング」の最終回は、福岡県を紹介する(表)。
福岡市の全7区が掲載年すべてに登場している通り、同県では同市が中古マンション流通の中核をなす。同市における13年のマンション化率(総世帯数に占める分譲マンション戸数の割合)は29.10%で、ほぼ3割。東京23区(29.79%)に次ぐ水準であり、マンションの定着率の高さが流通の源泉となっている。
1位は、すべての年で福岡市中央区。直近6年間は17~19%で推移している。1位との間に開きはあるが、博多区・南区・東区も高い割合を維持。以上の4区が毎年上位を独占し、同県の中古流通の半数を占める構図だ。福岡市以外では北九州市小倉北区と八幡西区、08年からは久留米市がランクの常連となっている。
同県では順位の多少の変動はあっても、ランク入りする行政区はほぼ固定化されているといっていい。これは「新築の供給が、福岡市内を中心とした好立地に集中する一方、首都圏でいう湾岸エリアのように〝新たなマンション適地〟と呼べるエリアが見当たらない」(同社の高橋雅之研究員)ことに起因するとみられる。今後も同じ傾向が続きそうだ。
データは03、08、12、13年の中古マンション売り事例を集計した。

























