コープみらい 生協が首都圏初のサ高住 24時間対応の訪問介護も
住宅新報 2014年7月15日 号 5面
千葉県、東京都、埼玉県を事業エリアとする生活協同組合コープみらい(埼玉県さいたま市)はこのほど、千葉県四街道市で8月1日にオープンするサービス付き高齢者向け住宅「コープみらいえ四街道」(60戸)の開所式を行った。
生協が運営するサ高住としては、首都圏初となる。全国では福井県に続き今回が第2弾。
「コープみらいえ四街道」は、JR総武本線四街道駅徒歩15分の立地。同組合の遊休地を活用したもの。居室の専有面積は18.3~46.2m2。地上4階建て。月額利用料は、家賃、共益費、生活支援サービス費、食事代を含み15万8000~27万4000円。
既存の生協顧客に対し募集を行い、入居募集説明会には約370人が参加。既に約7割の部屋に申し込みを受けている。
「安心して暮らせる終の棲家」をコンセプトとし、デイサービスセンター、介護センター、24時間対応の訪問看護ステーションを併設し、複合的な福祉サービス施設として開所する。
四街道市では初となる、訪問介護と訪問看護が密接に連携しながら短時間の定期巡回型訪問と緊急時などの随時対応を24時間提供する「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」のサービス開始準備も進めている。
開所式に参加した佐渡斉四街道市長は、「市内には24時間体制の介護事業者が不足しているため、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は市民から求められているサービスだ。訪問介護看護の拠点として、市も連携を図っていき、ノウハウを市全体に広めていきたい」としている。
デイサービスでは、機能訓練を行うマシンを4台導入し、一般的に利用の少ない男性利用者の増加を目指す。食事は生協の宅配サービス食材を利用し、複数のメニューから選択方式としている。更に、「お出かけツアー」などを企画し、他のデイサービスとの差別化を図る。
こーぷみらい代表理事理事長の田井修司氏は、「四街道市は、13年3月に誕生した『コープみらい』となる前の生協の1つである千葉コープがかつて本部所在地としていた場所。現在も千葉県内では2番目に加入率が高い地域だ。コープみらいとして初めてのサ高住が、四街道市民や近隣住民の福祉や多世代交流のための新たな拠点として役立てることをうれしく思っている」とあいさつした。
今後については、東京都中野区でサ高住の開発を検討している。























