三井不 千葉県柏市に植物工場 1日当たり1万株出荷 ベンチャー企業「みらい」と協同
住宅新報 2014年6月10日 号 4面
水耕野菜の生産・販売などを手掛ける(株)みらい(嶋村茂治社長)と三井不動産は6月5日、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」に稼働した国内最大級の植物工場「柏の葉第2グリーンルーム」を公開した。三井不が工場事業主となり、みらい社が工場を運営して野菜を生産。野菜は、JAグループなどの系統団体が国と連携して設立した6次産業化ファンドからの出資を受けた(株)みらいトレーディングがパックして出荷する。
植物工場は木造2階建て、延べ床面積は1260m2(三井ホームが施工)。約150坪の栽培室(無柱空間)2つと出荷室、箱詰め室、シャワー室などで構成。多段栽培施設による高い生産性で、安定的な野菜栽培を可能とした。また、園芸学専攻の技術者による成分コントロールによって機能性に優れた野菜が生産できるという。栽培するのはレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、フリルレタスなど、15種類以上の野菜を1日当たり約1万株を生産・出荷する国内最大級の植物工場となる。
主な特徴は、(1)農薬を使わず1年中安定的に野菜を提供できる、(2)狭い空間で効率よく野菜を生産・収穫、(3)独自の栽培ソフトで苦みが少なく栄養価の高い野菜が生産できる、(4)新型のスタンディング型パッケージの採用による清潔感の向上と鮮度保持期間の長期化が可能となった――など。植え替え、収穫は人手で行う。既に外食チェーンや小売りなどの販路は決まっているという。






















