データでまるわかり 東京カンテイ 中古マンション流通シェアランク〈東京都〉 世田谷、港の〝2強〟続くか
住宅新報 2014年5月27日 号 7面
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた、「行政区別・中古マンション流通事例シェアランキング」を隔週で紹介する。中古マンションのストックが豊富な都府県ごとに、それらがどの地域で盛んに流通したかを調査し、今後増えるとみられる「人気中古マンションエリア」を確認する趣旨。第1回は東京都。
東京都では03年以降、上位10位に登場するエリアはすべて23区内だ。首都圏では00年代に入ってから、新築マンション供給の都心集中が加速。地価下落も相まって、職住近接が実現可能な立地に中古マンションストックが増えたことが要因とみられる。同社の高橋雅之研究員は、「あるエリアで新築マンションの購入を検討したものの手が届かず、中古に切り替えるケースもある」として、消費者志向の変化も指摘する。
こうした状況下で1、2位につけたのは、世田谷区と港区。両区で順位の入れ替えはあるが、上位2位を独占している状況に変化はなく「ストック数の多さがそのまま流通増につながっている」(同研究員)。ちなみにストック数は、世田谷区が9.8万戸(13年末時点)、港区が9.1万戸(同時点)だ。千代田区はマンション化率(総世帯数に占める分譲マンションの割合)が81%(同時点)と全国で最も高いが、ストック数が2.3万戸と少なく、今回のランキングには入っていない。
























