展望 20××年のインスペクションⅢ (上) 〝担い手予備軍〟は全国に 地方の受け皿、準備着々
住宅新報 2014年4月15日 号 7面

「既存住宅現況検査技術者講習」東京会場の模様
国土交通省が中古住宅向けインスペクションのガイドラインを策定してから、間もなく一年。同省の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」でインスペクションが募集要件に入るなど、市場への定着を図る動きが具体化している。直近は中古取引が活発化し、概して売り手優位の市場環境。そのため買主側からのインスペクションの実施希望が通りにくい、との声も聞かれるが、マクロの視点に立つと、地方都市でも受け皿の構築が始まっている。 (鹿島香子)
長期優良住宅化リフォーム推進事業の狙いは文字通り、リフォームによって中古住宅の質を高め、その流通を促進させることだ。これに基づき、リフォーム工事の中身や性能レベルが定められると共に、工事前のインスペクションが応募要件に入った。そこで見付かった劣化事象について、後の工事で補修することを原則とする。
〝インフラ〟構築途上























