三菱地所 大手町に国際拠点ビル 16年度完成 事業支援に宿泊機能も
住宅新報 2014年4月8日 号 4面

北側から見た事務所棟(中央)の完成予想図。宿泊棟はその後ろに建設される
三菱地所は4月2日、丸の内再構築「第2ステージ」第6弾プロジェクトとなる「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」(東京都千代田区大手町1丁目)を着工した。同社が常盤橋地区内に所有する日本ビル敷地の一部と第3次事業敷地内の種地を入れ替えることで、地権者、再開発事業の個人施行者として事業に参画した建物は。国際ビジネス拠点にふさわしい高い機能を備えたビルとして16年度に完成する予定。
開発面積は約1万1200m2で、ここに地下4階地上31階建ての事務所棟と、免震構造地下3階地上18階建ての宿泊棟を建設(延べ床面積は約20万5000m2)する。事務所棟の1フロア当たりの賃貸面積は約4200m2の無柱空間で、大手町エリアで最大級の規模となる。国際競争力の強化に資するビジネス支援施設として、専門知識を有するスタッフがきめ細かく対応する「(仮称)海外企業等支援センター」を設置するほか、外国人ビジネス来訪者の受け皿となる国際水準の宿泊施設を整備する。宿泊施設には敷地内で掘削した温泉を引き、星野リゾートが日本旅館として運営する。
また、高度防災都市づくりへの取り組みとして、電力と水の自立型システムを導入し、帰宅困難者支援施設を確保した。また、宿泊棟は防災拠点機能ビルと位置付け、災害時活動要員の滞在受け入れのほか、温浴施設の開放を想定した。着工前から、事務所棟には三菱UFJモルガン・スタンレー証券の入居が決まっているという。





















