建築物の防水処理全体を、「雨仕舞(あまじま)い」または「雨とじ」と言います。「仕舞い」とは、建築用語で納まりやディテールを意味します。
建築物は風雨をしのぐために造られるわけですから、雨漏れはあってはならない瑕疵です。それにもかかわらず、〝有名建築〟の条件には(1)スター建築家の設計である、(2)雨漏れがある、(3)コストが掛かる、という3つの条件があるそうです。
日本建築界の巨匠と呼ばれる、ある建築家の設計では、ほとんどの作品に雨漏れがつきまとい、営繕課の課員は梅雨や台風時に大忙しだそうです。現に筆者も、某有名建築家の設計による〝有名建築〟が落成後初めて集中豪雨に襲われたとき、その建物内にいましたが、「どれだけ雨受けバケツを置けばよいのか」というほどダダ漏れ状態でした。
























