どうなる? 中古マンション流通2014 (下) 中古の相場も上昇予想 「安さ以外の価値」に光
住宅新報 2014年2月11日 号 7面

中古マンション70m2換算価格(万円)
新築の価格高騰との関係で、需要続伸が見込まれる首都圏の中古マンション。マンションの再販事業を主力とするインテリックス(東京都渋谷区)の山本卓也代表は、その現象が中長期的には、「郊外エリアで顕在化する」と予測する。
郊外で新築の代替に
新築価格の構成要素は、利益や広告宣伝費などを除くと、土地と建物に大きく分けられる。地価の高い都心は、建物価格の占める割合が相対的に小さい。これに対して「郊外では、建物価格が9割を占めるケースもある」(山本代表)。つまり建築費上昇の影響をより受けやすいと考えられるが、郊外で新築を求める層の購買力を考慮すると、上昇分を転嫁した販売価格が必ずしも受け入れられるとは限らない。「郊外エリアの新築は苦戦を強いられるだろう。15年には供給がはっきりと減るのではないか」と山本代表。それでも住宅の取得ニーズ自体がなくなることはないため、「新築の代替として、中古に需要が集まる」(同)とみる。























