この記事は有料記事です。 残り 23152 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。
(※⼀部有料会員限定ページあり)
売買仲介
湾岸エリア 「中古流通市況、様変わり」 在庫枯渇で価格上昇
晴海から半径8キロ圏内で13年8月末までに竣工した分譲マンションは、約54万戸。東京23区全体のストック約133万戸超のうち、約4割を占める(東京カンテイ調べ)。そして五輪招致の決定以降、これらストックの流通が活発化。値上がり期待による売り控えも相まって在庫が減り、価格が上昇している。一方、湾岸ゾーンでは新築マンションの大量供給が予定され、現在分かっているだけでも約1万戸のストックが上積みされる見込みだ。これらが中古市場に出回る時、需給の均衡は保たれるのか。湾岸ゾーンの中古流通に焦点を当てる。