沖縄・佐平建設 中古リノベの新提案 デザインコンサルを定額で
住宅新報 2013年12月17日 号 7面

「ノック」のイメージプラン
沖縄県で建築やリフォームを手掛ける佐平建設(沖縄県那覇市)が、リノベーションのデザインコンサルティングに取り組んでいる。家具メーカーのアモック(福岡県福岡市)の子会社、ワンダーガーデン(沖縄県宜野湾市、以下WG)とこのほど提携し、『knock(ノック)』のブランドでサービスを提供。設計・施工とは別に、家具や小物類も含めた住戸全体のデザインについてコンサルティングを行う。面積やプランに関係なく、料金は20万円の定額制。10月末の始動から1カ月半で、3件の商談が進行中だ。
佐平建設は、売買仲介業を営むグループ会社・日建開発(沖縄県那覇市)と連携し、中古住宅の取得とリノベーションにワンストップで対応するサービスを展開している。佐平建設の柿本洋常務取締役によると、リノベーションのデザインに対して顧客がこだわりを持っている場合、「イメージが出来上がっていれば形にできるが、(イメージがない場合に)建築・設計事務所に外注すると、通常は工事費の7~10%の設計料が掛かる。デザインについて、もっと気軽に相談してもらえる窓口が必要だった」(柿本常務)と話す。また、新築と異なりモデルルームの設置が難しい中古リノベーションにおいて、予めイメージを固めて商談をスムーズに進める目的もあるという。一方、主にウェブ制作を手掛けてきたWGも、店舗や住宅の空間デザインへ事業領域を広げる考えを持っていたことから、両社の協業が実現した。
イメージの構築に当たっては、5つのイメージプランを写真で用意。これを基に、WGが住戸のコンセプトやカラーコーディネート、建材の選定、家具や小物類の配置に関するアドバイスを行い、施工を佐平建設が引き継ぐ流れだ。「分かりやすさが第一」(同)と考え、費用は一律20万円に設定。リノベーションの規模などは原則として問わないが、佐平建設では坪30万円前後の費用でスケルトンまで戻すリノベーションを中心に手掛けており、ノックでも同じ顧客層を想定している。























