仲介店舗で福祉用具販売 住宅相談にワンストップ対応 新規店の付加価値に すてきナイスグループ
住宅新報 2013年12月3日 号 5面
すてきナイスグループが仲介や分譲、リフォーム、賃貸など、住宅に関する相談のワンストップ対応を積極化させている。今年4月に既存の仲介店舗を「ナイス住まいの情報館住まいるCafe」と改め、横浜・川崎エリアを中心に16店舗で展開を開始。11月30日には、横浜市鶴見区で同グループが運営するホームセンター「ライブピア鶴見店」内に17店舗目「住まいるCafe鶴見ライブピア」を開設した。この新店舗では「福祉対応」を付加価値として採用。物件紹介やリフォーム提案に加えて、福祉用具の販売・レンタルを行う。
車いすや可動式ベッド、歩行補助杖。2フロア計約250m2の店舗内には、福祉用具が展示されている。ホームセンターの一角にある「住まいるCafe鶴見ライブピア」だ。来店者は、用具を体感しながら購入などを検討することが出来る。
「ライブピア鶴見店への出店を検討する中で、来店者の属性に注目した。50~70歳代が7割以上を占めていたことから、店舗のプラスアルファとして〝福祉〟を取り入れた」
すてきナイスグループでリフォーム事業を展開するナイスリフォームプラザの戸田正明課長はそう話す。また、同店舗の周辺では既に、JR鶴見駅近くの2店舗(鶴見東と鶴見西)などを構えていることも、特徴ある店舗にした背景にあるという。
「住まいるCafe鶴見ライブピア」では3~4人が常駐する。全員がリフォーム提案の専門家であると同時に、福祉用具選定の援助や使い方のアドバイスを行う専門職(福祉用具専門相談員・別掲)の資格を持つ。介護保険制度に基づく販売5品目、レンタル13品目を取り扱う。併せて車いす生活になった場合に、介助を受けながら暮らすことができる廊下幅なども紹介。バリアフリーリフォームの提案を行う。
店舗ではこのほか、耐震・断熱リフォームの提案や太陽光発電システム、キッチンなどの展示も行う。また、住まいに関わるセミナーの開催も予定している。
月に5千組来場
住まいるCafeは13年4月の展開以降、16店舗計で月約5000組が来場しているという。「好調に推移しているのではないか」(すてきナイスグループ)と話す。今後も同グループが根差す横浜・川崎エリアで、それぞれの地元ニーズに即した形で、店舗展開を検討していく考えだ。
●福祉用具専門相談員 高齢者が介護保険で福祉用具を利用するとき、本人の状況にあった福祉用具の選定相談などを行う専門職。介護保険の指定福祉用具のレンタル・販売事務所には常勤で2人以上の配置が義務付けられている。資格を取得するには、都道府県が指定する講習を受講して、所定の課程を修了する必要がある。























